ICP技術書典プロジェクト始動♬ 〜参加メンバー募集中〜
- Sho T
- 2023年12月13日
- 読了時間: 3分

ICP技術書典PJについて(背景・目的)
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クラウドを分散化する「Internet Computer(インターネット・コンピューター)」について、web3時代/AI時代において注目が集まっています。私たちも 活動履歴 等にあるように、さまざまな活動をして参りました。
しかし、まだこの技術について、日本語での情報が圧倒的に少ないという現状があります。
分散クラウド上にweb3アプリケーション開発等が、一般のweb開発のように可能であるのですが、まだユースケースも少なく、暗号学的な理論バックグラウンド等がない限り、なかなか概要を掴むのが難しい状況であります。
そのため、私たちはInternet Computerの「入門書となりうる技術書」を日本語で執筆する『ICP技術書典プロジェクト』を始動することとなりました。

参加メンバーを募集中
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私たちは、以下のような形での参加メンバーを募集しております。
"レビュアー" として参加 → 書籍の下書き中にコメント/レビューなどをいただきたく思います (書籍巻末にお名前を記載させていただきます)
"著者"として参加 → 書籍内容を著者として一緒に作成します
"出展準備" に参加 → 技術書典2024への出展準備等をスタッフとして一緒に参加します
特段に条件は問いません。この技術に関心のある方々で一緒に学びながらアウトプットまでできればと思っております。(初心者・中級者・上級者問いません)
以下からご興味の方はお気軽にコンタクトをぜひお待ちしております。
内容案
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ターゲット:
ICP(Internet Computer)に関心のある技術者・開発者
暗号系の技術者
web3(アプリケーション)開発者
クラウド系技術者
その他
目次案:
はじめに
背景
1章 Internet Computer の特徴とその要素技術
2章 Dapp 実装入門
3章 要素技術 応用編(締切に間に合えば)
4章 Internet Computer の未来
付録:参考文献等
奥付:タイトル、著者名、代表者名、発行所(C3F)等。
作業方法:
基本的にオンライン+オフライン交流で作業
GitHubに共有作業リポジトリを作成して作業 (記載するだけで簡単に書籍用のアウトプットに変換されます)
<はじめに(下書き案)>
Internet Computer(以下「IC」と称する)とはパブリックブロックチェーンの1つであり、非中央集権型クラウドでもあります。既存の大半のパブリックブロックチェーン(レイヤー1)と比べると、下記の点が優れています。
・応答時間が短い
・ガス代(費用)が安い
・ストレージコストが安い
・https に対応している
主にこれらの特徴によりフルオンチェーンが可能となっています。全てのデータを保存できる上にフロントエンドも配置できる、つまりは非中央集権型クラウドという前例のない革新的な基盤が生まれました。また、Web3 は UX が問題になりがちですが、IC は応答時間が短いことや、逆ガスモデル、秘密鍵管理のしやすさ(パスワードレス)等により優れた UX が実現されています。
本書では、これらの特徴を解説します。また、これらの特徴がどのように実現されているのかを各要素技術を理解することで紐解きます。紐解くことは、あなたの知的好奇心を満たすと共に、IC への技術的な信頼向上や潜在的な可能性の理解に繋がるでしょう。
本書では実装についても取り上げます。IC で Dapp を実装するにあたり、本書はその入口となるでしょう。IC の Dapp は WebAssembly 上で動作します。WebAssembly 由来のセキュアかつ高速な動作、言語の選択肢の多さは魅力的であり、将来性もあります。
その他にも優れた特徴がありますが、第1版では触れません(締め切りに間に合えば書きたいものの)。
・データの暗号化(vetKey は書きたい)
・他のブロックチェーンとの連携(Bitcoin 統合・Ethereum 統合)
・スマートコントラクトは Web2.0 の API を呼び出せる(HTTPS Outcall)
・Threshold ECDSA Signature
等。
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以上、よろしくお願いいたします。
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